多くの息子達がそうであるように 私も 物心ついた頃から 父親との接触や会話はあまりありませんでした。しかし 気付けば私も中年。そんなことじゃ良くないと思った中の一つとして 父親に一つお願いをしてみました。
 ”人生の大先輩として、父親として 俺に 書で 言葉をかいてくれん?”
最初は ぶつぶつ なかなか書いてくれませんでしたが とうとうしてくれ 表装を終え 苦節4ヶ月 ついに納品いただきました
 意味はきっと ”人間の最もすばらしいとされる 長寿。 しかし ”ありがとう” という言葉は それすら上回る 大切なものだぞ!” と 勝手に捉えまして。我が家の家宝にいたします。
この書を受け取った日 帰りに父に言った ”ありがとう”
生まれてはじめてだった気がいたしました

感謝。